中枢神経の構造1-灰白質-

さて、今日も生理学の講義を始めていくぞい。

よろしくお願いします。

今日勉強するのは中枢神経が有する灰白質(かいはくしつ)と呼ばれる構造についてじゃ。

灰白質...難しそうです...

言葉だけ聞くと難しそうに感じるが、実際は単純なのじゃ。

灰白質を理解できると神経系の理解が大きく前進するのじゃ。

故に心して聞くのじゃぞ!

はい!

灰白質とは

最初に言葉の定義から伝えておこう。

お願いします!

灰白質とは脳と脊髄に存在する神経の細胞体が集まった部位の名称じゃ。

細胞体...?

そう言うと思っての。この図を見るがよい。

By bite?

確か神経細胞ですよね。(ニュー子先生の親戚だ。)

その通りじゃ。

了解です。

先ほど伝えた細胞体とはこの神経細胞の頭の部分のことじゃ。

By bite?

細胞体が何かはわかりました。

うむ。脳と脊髄の全域にわたってこの細胞体が密集している場所が多数あるのじゃ。

By bite?

その密集している場所を灰白質と呼ぶのじゃ。

つまり細胞体の村っていうことですよね?

By bite?

ま、まぁ、そういうことじゃ。

軸索とか他の部分は灰白質に含まれないんですか?

良い質問じゃ。

灰白質に軸索と神経終末は含まれない。

後々、混乱しやすい部分だからの。今のうちにしっかり覚えておくのじゃ。

By bite?

灰白質は細胞体だけじゃ。

わかりました。

By bite?

灰白質は細胞体の集まり

灰白質の機能

続いては灰白質の機能について解説する。

お願いします!

実は解説が難しくての。

どうしてですか?

場所によって機能が異なるのじゃ。

なるほどです。

ゆっくり考えたり、情報を処理したり、身体に指令を出すなど

生きていく上で必要なことをこの灰白質がやってくれているのじゃ。

灰白質、すごいです。

そうじゃな。今日のところは灰白質は凄いところという解釈で構わん。

細かい説明は部位毎の解説時に改めて解説をすることにする。

わかりました!

それでは今日の講義は以上とする。

ありがとうございました!

最後に問題を解いておくのじゃぞ。

灰白質